2029年、ノーベル平和賞審査団に平和賞

ノーベル化学賞がまたもや生理学医学賞の内容じゃないかそれみたいな受賞だったけれど、巷ではそれよりも平和賞の方で疑問視されている様子。


アメリカがなんにもしないことが世界平和だ。」という文章を読んだことを思い出した。


平和賞審査団は、今回の受賞で懐疑的にとらわれることは重々承知だったと思う。そりゃそうだろう。「まだ」何もやっていないのだから。大統領が今後やってくれる「期待」でなく、やるんだよなという「通告」なんじゃなかろうか。


”核撤廃努力と平和的紛争解決を公約したよな。あれ、ちゃんと実行してくれるんだよな!?”という先行投資的な、あるいは通告の意味を込めた受賞だったのではなかろうか。


実際、平和賞を受賞してしまった以上、世界中の人々が今後のアメリカの活動を審査するかのように見ることになるだろうと思う。


もしこれが本当だとすると、数10年後、アメリカが平和的紛争解決をし続けていれば、ノーベル平和賞を決定した審査団にノーベル平和賞が送られたらいい。